エイジングケアの基礎知識

クレンジングの選び方|肌にやさしいクレンジングの種類はどれ?

更新日:

メイクをすれば、必ず使わなくちゃいけないクレンジング料。

ほぼ毎日使うものだから、肌にいいクレンジングを使っていきたいですよね。

でも、クレンジングっていっぱい種類があって、どれを選べばいいのか迷ってしまうもの。

そこで、こちらでは、

  • クレンジングってどう選べばいいの?
  • 肌にやさしいクレンジングの種類ってどれ?

という方のために、クレンジングの種類や選び方について詳しくご紹介。

クレンジング選びに迷っている方、ぜひ参考にしてくださいね!



まずはクレンジングの基礎知識!クレンジングのしくみを知りましょう

まず、そもそもクレンジングって何で作られてるんでしょうか?

それは「油性成分」と「界面活性剤」です。

メイクは基本的に油性なので、油性成分をなじませることで浮き上がらせることができます。

でも、それだけでは水で洗い流すことができないので、油と水をくっつけて乳化させる界面活性剤が配合されています。

言い換えれば、界面活性剤が入っていることによって、油っぽいメイク料も水で落とせるってわけです。

クレンジングでメイク汚れが落ちるしくみ

クレンジングを使う前の肌。

クレンジングの油性成分がメイク料を浮き上がらせます。

界面活性剤が水と油をなじませることで、水で洗い流すことができます。

 

クレンジングは配合バランスで洗浄力と形状が変わる

クレンジングで汚れが落ちるしくみがわかったところで、今度は種類についてです。

クレンジングには、オイルタイプやジェルタイプなど、いろいろな形状があり、落ち方も違いますよね。

これは、さきにご紹介した「油性成分」と「界面活性剤」の配合バランスによる違い。

一般に、界面活性剤の配合量が多いと洗浄力が強く、その分、肌に与える刺激も強めと言われています。

ちなみに、クレンジングの種類による洗浄力や肌への負担度は大体こんな感じ。

クレンジングの種類別
洗浄力の強さと肌への負担

ただ、一概に界面活性剤の配合量が少ないから肌にやさしいということも言えません。

それは、クレンジングには種類によってそれぞれのメリット・デメリットがあるからです。

自分だけのお気に入りの1本を見つけるためにも、以下にご紹介する、クレンジング選びの4つのポイントをまず押さえておきましょう!

こう選べば失敗しない!クレンジング料を選ぶときの4つのポイント

さて、ここからが本題。

では、一体、自分の肌にはどのタイプのクレンジングを選ぶのがベストなんでしょう?

これには4つのポイントがあります。

①肌質との相性で選ぶ


まずは、自分の肌質に合わせて選ぶことが大前提。

乾燥肌や敏感肌で肌の水分量が低下している方は、洗浄力が強いクレンジングは避けたほうがいいですよね。

また、混合肌の方やインナードライタイプの方は気になるほうの肌質に合わせたもの。

そして、脂性肌の方は油分少なめのクレンジング・・・といったように、まずは肌質に合うかどうかを考えて選びましょう。

自分の肌質がわからないという方はこちらで診断してみてくださいね。

自分の肌のタイプがわからない?かんたん肌質診断で肌質チェック!

②メイクアップの濃さで選ぶ


次は、ふだん自分がしているメイクの濃さで選びます。

リキッドファンデを使っていたり、ちょっと濃いめという方はやはり洗浄力が強めのクレンジングが必要。

でも、軽いパウダーだけのナチュラルメイクしかしないなら、ミルクタイプで十分です。

日によってメイクの濃さが違うという方は、洗浄力の強いもの、弱いもの、2種類を用意して使い分けたほうが肌への負担が少なくて済みます。

③好きなテクスチャや香りで選ぶ


化粧水や乳液、美容液などのスキンケアアイテムも、さっぱりしたテクスチャ、とろみのあるテクスチャなどなど、様々。

また香りもそれぞれ違います。

そして、好きなテクスチャや香りは人によっていろいろですよね。

クレンジング料もそれと同様に、ほぼ毎日使うものだから、やっぱり心地よく使えるものを選びたいもの。

この点は妥協せず、口コミやレビューを見て、自分の好みに合うクレンジングを選びましょう。

④目的に合わせて選ぶ


最近は、クレンジングも、エイジングケアや美白、毛穴、敏感肌用など、目的に合わせて特化したタイプのものが増えてきました。

油性成分」、「界面活性剤」にプラスアルファして、それぞれのお悩み改善に効果のある美容成分が配合されています。

特にここを改善したいという肌悩みがある場合は、その目的に合ったクレンジングを選ぶと満足度も高くなります。

向いている肌質、メリット・デメリットは?クレンジングの種類別特徴

では、こちらからはクレンジングの種類別にメリット・デメリット、そして、どんな肌質に向いているのかを詳しくご紹介します。

シート(ローション)タイプ

これはシートやローションをコットンに浸して使うクレンジング料。

洗浄力が高い拭き取りタイプのクレンジングです。

有名なものだと、ビオレの「ふくだけコットン」とかありますね。

通常、油分が多いメイクを落とすには油分が必要ですが、このタイプのクレンジング料には油分はほとんど入っていません。

ほぼ界面活性剤の力のみでメイク汚れを落とすので、洗浄力はかなり強め。

また、肌を摩擦する回数が多いので、このタイプのクレンジングは肌への刺激が強く負担大です。

そのため、長く使っていると炎症性の色素沈着を起こしたり、コラーゲン線維を傷つけてシワやたるみを起こしたりと、肌老化を早く招く危険性も・・・。

楽にメイク落としができるのが最大のメリットなんですが、長い目で見ると多用は禁物

今日は疲れた!早く寝たい!なんて日にだけ使うようにしましょうね。

メリット

  • メイク落としが楽
  • 価格が安い
  • 水なしでもOK

デメリット

  • 洗浄力が高く肌への負担大
  • 摩擦する回数が多く、シミやシワ・たるみを作る原因に

向いている肌質

  • 脂性肌
  • 普通肌

ミネラルオイルタイプ

ミネラルオイルというのは、通称「鉱物油」とも言われるオイルのこと。

石油や植物オイルから作られるクレンジング料の原料です。

オイルクレンジングにはいろいろ種類がありますが、成分表示を見ると「ミネラルオイル」と書かれているのがこのタイプです。

価格が安く、市販されているクレンジングオイルのほとんどがコレ。

ビオレの「パーフェクトオイル」なんかも、ミネラルオイルタイプのオイルクレンジングです。

ミネラルオイルで作られたクレンジング料は、洗浄力が高く、濃いめのメイクでもしっかり落とせます。

ただし、肌への負担は大きめ。

「ミネラル」とつくのでさほど悪いイメージがわきにくいのですが、オイル自体にメイクを落とす働きがある上、界面活性剤の配合量も多めだからです。

脱脂作用があり、必要な皮脂まで一緒に落として肌を乾燥させてしまうこともあるため、乾燥肌や敏感肌の方には不向きです。

こちらも、ふだん使いはせず、メイクの濃い日だけ使うという使い方がベストです。

メリット

  • 濃いめのメイクでもするっと落ちる
  • 価格が安い

デメリット

  • 界面活性剤配合量が多く肌への刺激大
  • 脱脂能力が高く肌を乾燥させる

向いている肌質

  • 普通肌

エステル系オイルタイプ

エステル系オイルというのは、簡単に言うと合成オイルのこと。

そして、合成エステル油を主原料にしたクレンジング料がこのタイプです。

エチルヘキサン酸セチル」や「ジイソノナン酸BG」という合成エステル油が使われているものが多く、ファンケルの「マイクレ」なんかがこれに当たります。


ファンケル マイルドクレンジング

公式サイトを見る

また、厳密に言うとオイルではありませんが、「バーム」と呼ばれるタイプのクレンジングも、合成エステル油が使われているものが多いです。

エステルオイルタイプのクレンジングは、ミネラルオイルタイプよりは肌への負担が少なめ。

とはいえ、皮脂を落とし過ぎるということもありますので、やはり乾燥肌や敏感肌の方には向きません。

メリット

  • 濃いめのメイクでもするっと落ちる
  • ミネラルオイルよりは肌への負担が少なめ
  • 価格が安い

デメリット

  • 界面活性剤配合量が多く肌への刺激大
  • 脱脂能力が高く肌を乾燥させる

向いている肌質

  • 普通肌

油脂系オイルタイプ

このタイプのクレンジングは、同じオイルタイプのクレンジング料でもちょっと高級。

アルガンオイル」や「コメヌカ油」など、美容オイルに使われるような天然のオイル=油脂を主成分にしたクレンジング料です。

油脂系のオイルクレンジングで最近評判なのがラウディの「ゼロタイムクレンジング」。

ラウディ
ゼロタイムクレンジング

⇒公式サイトを見る

このクレンジングの成分表示を見ると、

コメヌカ油、パルミチン酸エチルヘキシル、テトラオレイン酸ソルベス-30、ドデカン、ハイブリッドサフラワー油、オリーブ果実油、(パルミチン酸/エチルヘキサン酸)デキストリン・・・(以下略)

というふうに、「コメヌカ油」という天然の油脂の記載が一番最初に来ているものが油脂系オイルのクレンジングです。

このタイプのクレンジングは、他のオイルクレンジング同様、洗浄力が高め。

BB・CCクリームやリキッドファンデなど、肌への密着度の高いメイク料もしっかり落とせます。

ただ、大きく違うのは、界面活性剤の配合量が少ないということ。

油脂の力のみでメイクを落とすので、洗浄力が高い割に肌への刺激は少なめになっています。

また、油脂は人の皮脂と同様の成分で、肌に残っても保湿成分として肌を守る働きをするため、乾燥肌や敏感肌の方でも安心して使えます。

「肌にやさしいクレンジングは?」

と聞かれたら、油脂系オイルがイチオシなのですが、一番の問題は使い心地。

油脂の香りにクセがあったり、肌に残っても問題ないとはいえ、洗い上がりにかなりべたつきを感じるものもあります。

慣れないうちは使用感が悪く、使いにくいかもしれません。

また、肌にやさしい分、価格は他のクレンジングに比べると若干高めです。

メリット

  • 洗浄力が高いのに肌にやさしい
  • 保湿効果が高い
  • 肌の柔軟効果が得られる

デメリット

  • 価格が高い
  • 香りにクセがある
  • べたつくなど、使用感が悪い

向いている肌質

  • 乾燥肌
  • 敏感肌

クリームタイプ

クリームタイプのクレンジングは、油分と水分、界面活性剤の配合バランスが適度。

テクスチャの好みが分かれるところだと思いますが、割とどんな肌質の方でも使えるのが大きな特徴です。

また、洗浄力も肌への刺激もそこそこという感じで、価格も安くもなく、高くもなくといった感じ。

普段使いにおすすめのクレンジング料です。

ただ、湿度に弱いため、手が濡れていたり、お風呂場で使ったりというのは、原則不可。

肌に油分が残りやすく、少しべたつきやすいので、一度ティッシュオフしておくと洗顔時に楽に落とせます。

メリット

  • 肌へのやさしさとメイクオフ力を兼ね備えている

デメリット

  • 塗れた手やお風呂場では使えない
  • 油分が残りやすい

向いている肌質

  • 乾燥肌
  • 敏感肌
  • 混合肌
  • 普通肌

ジェルタイプ

ジェルタイプは、みずみずしい使用感が心地いいクレンジング料。

クリームタイプよりも油分が少ないので水に溶けやすく、洗い上がりがスッキリするのが特徴です。

油分が肌に残りにくいので、皮脂分泌が多めのオイリー肌の方や大人ニキビができやすい方、毛穴が黒ずみやすい方におすすめ。

また、お風呂場や塗れた手でも使え、W洗顔が不要なものも多く、扱いがとっても楽チンです。

ただ、メーカーによって界面活性剤の配合量が違うため、洗浄力に若干差があるなという印象も。

一般に乳白色のジェルは界面活性剤の量が控えめと言われていますが、その分、メイクが落ちにくいということもあります。

ジェルタイプのクレンジングを選ぶときは、口コミをしっかりチェックして購入すると失敗しません。

メリット

  • 油分が残りにくく、使用感がいい
  • 塗れた手やお風呂場でも使える
  • 扱いが楽

デメリット

  • メーカーによって洗浄力に差がある

向いている肌質

  • 脂性肌
  • 混合肌
  • 普通肌

リキッドタイプ

リキッドタイプは、とろみのある、やわらかなテクスチャで、油分が少なめなのが特徴。

ジェル同様、使いやすいクレンジング料です。

売れている人気のリキッドクレンジングというと、オルビスの「クレンジングリキッド」がありますね。

オルビス
クレンジングリキッド

⇒公式サイトを見る

リキッドにゲル化剤を加えたのがジェルタイプのクレンジングなので、洗浄力・肌への負担の度合いは、基本、ジェルタイプと同じ程度です。

リキッドタイプのクレンジングは、油分がをほとんど含まない、もしくは全く含んでいないため、メイクを落とすのは界面活性剤の力のみ。

そのため、洗浄力が弱めで、メイクを落とすのに時間がかかりやすいことが一番のデメリットです。

物によっては肌への刺激が強いクレンジングもあります。

エタノール」、「DPG」、「PG」などが入っていると肌への刺激は強めですので、敏感肌の方は注意してください。

メリット

  • 油分が残りにくく、使用感がいい
  • 塗れた手やお風呂場でも使える
  • 扱いが楽

デメリット

  • 洗浄力が弱い
  • メイク落としに時間がかかる

向いている肌質

  • 脂性肌
  • 混合肌
  • 普通肌

ミルクタイプ

ミルクタイプは、肌への刺激が少ないため、肌へのやさしさを追求する方におすすめのクレンジング料。

クリームタイプより油分が少ないので、水に溶けやすく、洗い流しやすいのが特徴です。

肌への負担は少ないものの、洗浄力は弱めなので、濃いメイクをする方には不向き。

逆に、パウダーファンデやミネラルファンデで薄いメイクしかしないという方は、ミルクタイプのクレンジングで十分落とせます。

保湿力も適度にあるので、肌が弱っているときだけミルククレンジングを使うという使い方もアリです。

メリット

  • 肌への負担が少ない
  • 肌なじみがよく使用感がいい
  • 保湿力がある

デメリット

  • 洗浄力が弱い
  • しっかりメイクは落ちにくい

向いている肌質

  • 乾燥肌
  • 敏感肌
  • 混合肌
  • 普通肌
【クレンジングの種類別特徴のまとめ】
タイプ 洗浄力 肌への負担 肌質
シート
(ローション)
脂性肌
普通肌
ミネラルオイル 普通肌
エステル系オイル 普通肌
油脂系オイル 乾燥肌
敏感肌
混合肌
普通肌
クリーム 乾燥肌
敏感肌
混合肌
普通肌
ジェル 脂性肌
混合肌
普通肌
リキッド 脂性肌
混合肌
普通肌
ミルク 乾燥肌
敏感肌
混合肌
普通肌

まとめ

以上、クレンジングの種類や選び方についてご紹介しました。

簡単にまとめると、まず、

クレンジングは「油性成分」と「界面活性剤」の配合バランスによって、その形状や洗浄力の強さ、肌への負担度が違うということ。

結論的には、

一番肌にやさしいクレンジングと言えるのは「油脂系のオイルクレンジング

ふだん使いに一番適しているのは「クリームクレンジング

ということを念頭に置いて、

  • 肌質との相性
  • メイクの濃さ
  • テクスチャや香り
  • 何に特化したクレンジングか?

を基準に選んでみてください。

また、肌をいたわるなら、メイクの濃さやTPOに合わせて使い分けていくことも大切。

自分に合ったクレンジングを見つけ、清潔で健康な肌状態をキープしていきましょう♡

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